主の御名を賛美します。
2020年が終わり、2021年が始まりました。コロナ ウイルスの話題に食傷気味の方も多いことでしょう。わたしたちはまだまだコロナの渦から抜け出すことはできていません。わたしたちそれぞれの日常には避けることのできないいろいろな課題がありますが、コロナのために足踏みをした2020年でした。
「神は真実な方です。あなたがたを耐えられないような試練に遭わせることはなさらず、試練と共に、それに耐えられるよう、逃れる道をも備えてくださいます」試練には必ず、新しい道が備えられています。わたしたちに与えられている課題は試練であっても、必ずそこには今までは気づかなかった、新しい救いの道が備えられていると聖書は語ります。
コロナ渦は禍いですが、しかし確かにこれまでとは異なった視点や新しい考え方に気づくきっかけにもなりました。そこから神さまの備えたもう新しい道を見いだすことができるかもしれません。コロナを禍いとして怯えるだけでなく、共にその道を探し求めて歩む2021年にしたいと願います。(牧師 斎藤成二)