主の御名を賛美します。
梅雨が明け夏本番になりました。連日35℃を超える天気予報に目がくらむ思いがします。これも神さまのみ業と言いたいところですが、本当にそうでしょうか?地球温暖化は人間の欲望が招いた緊急事態です。気候変動の問題は、SDGs(持続可能な開発目標)の一つに掲げられる、わたしたちにとっての重要な問題です。
SDGsとは、地球上の命にとって特に深刻と認めた17の問題に対し2016年~2030年の15年間で世界が達成すべき目標を国連で定めたものです。その約束を遵守しようとするならば、残された時間はもう9年しかありません。次の時代の人々のために、今を生きているわたしたちが何かをしなければなりません。
イエスさまは「子どもたちを私のところに来させなさい。妨げてはならない。神の国はこのような者たちのものである」と言われました。地球温暖化が神さまの創造のみ業に反するものであるならば、現在のわたしたちは「子どもたちがイエスさまのところに行くことを妨げている状態」だといえます。子どもたちが安心して神さまの創造の世界に生きることができるように、わたしたちには緊急かつ重要な使命が託されています。(斎藤成二)